体験談・お知らせ

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ペーパードライバー講習 見通しの悪い交差点等

今回は、受講された生徒さんから よく伺う質問・疑問・悩みの中から1つ,

“ 見通しの悪い 交差点・道路 ”    について、色々 書いていこうと思います。

  『自宅周辺が 住宅街で、子どもや自転車の飛び出しとかが怖い』

  『いつ飛び出してくるかわからないから、速度を出すの怖い!! でも、他の車が後ろにつくのも怖いし、申し訳ない・・・』

  『遅く走っていたからか、クラクション鳴らされたりして怖い・・・』

など、よく耳にします。

十字路・T字路・信号のない交差点, 色々な交差点・道が たくさんあります。

壁があって、見通しがきかない道路なんかも “出来るなら避けたい、大通りがだけでいい!”って方、多いです。

しかし、大通りから外れた道・・・ 自宅周辺・・・道を間違えた・・・子どもさんの塾や幼稚園、大通りの右折等・・・  通らざるを得ない場合も、今後あります。

では、どういった点を意識していけばよいのか??

まず、見通しの悪い場所とは?

● 壁・駐車車両・植物等  動かない障害物

● 自転車・歩行者・他車の存在  動く障害物

● 坂の頂上付近 や カーブの先  道の形状

● 夜間の暗さ・天候(雨や霧 など) 環境条件

● 対向車のヘッドライトや太陽光   視覚に影響すること

● 自車のフレームや、同乗者の存在  死角部分

言い出したら。キリがないですね。

??自分が見えない=他車からも自車が見えない??

当然、“見えない”ことは、“いない”ではないので、しっかり確認したいところです。

なので、左右が確認できるところまで前にでないといけません。

ただ、そのまま前に出てしまうと 左右からくるほかの車からは 飛びだしてきた存在になり最悪の場合 大きな事故に繋がります。

見通しの悪い場所では、一時停止の標識・標示が設置していることが多いです。

また、カーブミラー(ロードミラー)が設置している事もあります。

なので、いち早くそれらを発見できるように意識していく必要があります。

● 見通しの悪い交差点

◎ 一時停止の標識・標示がある場合

①一時停止のある場所で確実に停止し、相手に自車の存在を見てもらえる様、ジリジリ進みます。

②もう一度(停止)確認し、身を乗り出して前傾姿勢でしっかり安全確認。

③滑らかに発進する。

因みに、私がある家から出ようとするとこんなにも前に出ることに・・

運転者が確実に確認できる位置まで進むと、車体の約2mも、前へ出てしまっていることになります。

なので、ゆっくり出て行くのですが、本当に迷惑かけていると思います…  たまに自転車の方に 物凄く見られます 笑

一応ミラー購入して設置しているのですが、遠すぎて見えません!! 

電柱(写真の手前にありますが写っていません)も邪魔をしてかなり、見えずらいので 多段階停止といって、見える位置へ少しずつ移動して 安全確認をして出で行きます。

待ってくれる人達に、感謝しっぱなしです( >_< )

◎  一時停止のない場合

飛び出してくる危険は、0ではありません。

いつでも停止できるスピードで徐行しながら通過してください。 早めにアクセルを緩め、足はブレーキの前に持ってこれると、踏み間違いもないですね。

場合によっては、見えている車の陰から 自転車など追い越してくるかも知れないので、予測はしておきましょう。

◎  カーブミラーがある場合

カーブミラーに写る自転車・歩行者・車等は 実際よりも小さく見えます。 

●ミラーが曇っていて見えずらい

●左右(手前にいるのか、奥にいるのか)がわかりずらい

●死角部分もあります。

なので、カーブミラーの情報はあくまで参考程度に考え、自分の目で慎重に確認してください!!

確認はしっかりしておきたいのですが、一点に集中しすぎて もう一台を見落とすことは大きな事故にも繋がります。 目配りしながら、確実に安全確認していきましょう!!

●坂の頂上付近

頂上付近は、徐行場所と 聞いたことありますでしょうか( ᵕᴗᵕ )

●横断歩行者が渡っているかも・・・?  

●頂上上りきったら信号待ちで、渋滞していて停車の車がいるかも?

行く先が見えないので、あらかじめ速度は落としておく・・・  早めにアクセルを離す、速度作りが必要になります。

場合によっては後続車に早めにブレーキランプで、止まる意思を伝えることで 後続車からの追突防止になります。

●カーブの先

 

●対向車がはみ出してくるかも知れない?  

●曲がった先に駐車車両がいるかも? 

●歩行者等がいるかもしれません。

なるべく、道路の左側によって通行し ブレーキの前に足を持ってくる意識も必要です。

初めて免許を取って、初めての運転のとき、のぼり坂を通行していたところ下り車線から 無理な追い越しを猛スピードでしていた車と正面衝突しかけたことがありました。

遠心力で外側に引っ張られて余計に外側にはみ出してきていたのを早めに発見できたので、冷静によけることが出来ましたが 後部座席の母は、悲鳴をあげ その後随分怒っていました。 後部座席からは発見が遅れるので、本当に怖かったことと思います。 

たくさん見るところがあって、大変かと思いますが 積み重ねていくと自然と意識がいくようになってきます。

先々への目配りで、早めの情報を探り 予測、行動へと繋いでいきましょう!

明日も、安全運転に心がけ 頑張っていきましょう!!

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