[奈良]ペーパードライバー講習レポート⑨
今回は奈良県奈良市に出張致しました~。
ペーパードライバー歴は5年くらいの方です。
マイカーはスズキのワゴンRです。(なかなかコンパクトで運転しやすい車です。)
○奈良県奈良市のご自宅~スタート!
今回のお客様は、ペーパードライバー講習(教習)受講のきっかけとしまして、免許取得後、すぐに事故を起こしてしまい、それから怖くて運転できなくなってしまわれたそうです。
(事故といってもいろいろですが、ペーパードライバー講習(教習)を受けて頂いたお客様のお話をお聞きすると、過去に事故に遭遇して、それ以来怖くなって、車に乗らなくなってしまった。)という方も多くいらっしゃいます。
しかし、時間の経過とともに、実生活において、お1人お1人様々な理由をきっかけに、やはり車を運転できないと~みたいな感じになって、再度チャレンジしてみよう!ということに。
なので、最初、当スクールのホームページを閲覧して頂いて、お申込みの電話をされる時、「めっちゃ緊張しました~。。」っておっしゃる方が殆どでした。(最初の1歩踏み出す勇気を素晴らしいですよね~。)
ペーパードライバー講習(教習)当初では、まず基本的な交通ルール、基本操作をご説明させて頂きまして、奈良市内周辺の走行しやすい道路をセレクトして、「ハンドル操作やアクセル、ブレーキ操作の練習をして行きました。」
また、特に路上運転においては、「視線の配り」を意識して頂きました。
運転当初は、どうしても不安感に支配されるため、すぐ近くを見て走行してしまいます。
交差点の右左折、カーブ走行、幹線道路を走行する時など、様々な場所を通行する際、あらかじめ進むべき方向をよく目で確認して、車の走行に合わせて、目線も先へ先へと流していく事が重要です。
事故される前までは何度か運転されていたので、基本走行は比較的すぐに上達されましたね。
奈良県の主要道路である国道24号線や奈良市内の国道308号線も走行して頂きました。
今回の課題としては、ハンドル操作、ペダル操作等の基本操作や交差点の右左折といった基本走行はよくできていると思いますので、あとは状況に応じた的確な確認(サイドミラーや目視等)、さらに先々の状況に対応していくためにも、危険を予測する運転です。
例えば、「駐車車両等の死角」の多い場所では「もしかしたら…」とか。
逆に「まぁ大丈夫だろう」‥はやはり運転においては危険を伴いますよね。(油断は大敵ですよ~。)
『もしかしたら陰から来るかもしれない』と慎重に、予測しながら運転していくことが必要です。
かといって、見通しの良い大通りをノロノロ徐行で走行するのは、他のドライバーにストレスを与え、事故を誘発させてします可能性もあり、やはり状況に応じた速度調節が重要ではないでしょうか。
「安全」も大事、でも「円滑」さも大事。
ペーパードライバー講習(教習)後半では、いろいろなパターンの道路を走行して行く中で、様々な助言・アドバイスをさせて頂き、危険な個所を見つけて頂く練習を行ないました。
時には、「こんな所が危ないんですね~。全然意識してなかったです~。」とおっしゃられていました。
ほとんどの事故は「危険予測」、またそれに基づく対応によって未然に防げるものである。
と私はこれまでの自身の運転人生の経験からそう感じてきました。
奈良市内、国道24号線を走行。4車線ありますね。あらかじめ標識や標示を確認して、自身の進むべき走行レーンを意識しましょう。ちなみに、この交差点において、直進レーンは1車線のみです。
大宮通りや、国道308号線、安らぎの道を走行して頂きました。
こちらの道路では、観光客や路線バスが多くときおり「ブレーキを構える」等して、注意して走行しましょう。(少し上記写真ではわかりにくいですが左手にバスが停まっています。)バスが死角になるので、バスの前方に出る前には速度を調節して行きます。
運転はトータル的に上手にされておられましたので、今後も今回、鍛錬しました「危険予測」を重要視し、未然に事故を防げるように運転して下さいね。応援しています~。