危険を予測した運転とは?① 危険要因の捉え方
私達が、日常で生活する中で“危険”に遭遇する機会は、少なくはありません。
例えば、子供の頃のはじめての料理。野菜を切ったり、火を使ったりと、親御さんは、”指を切ったりしないか…” “火傷しないから…”と、ハラハラした事でしょう。
実際、教習中に
『私、ボールを追いかけて 道路に飛び出して、車と…』
『歩いていたら、飛び出してきた自転車とぶつかった…』
といった、大怪我に繋がった事故の話を聞く事も多いです。
そんな話をしてくれた生徒さんが、
『自分が その場面に立った時に、“危ない””怖い”という事を知っているからこそ、特に慎重に運転します!』
という言葉には、本当に重みがあります。
しかしながら、皆が皆 同じ体験をする訳にはいけません… どうするか?
事故の大半が、認知不良というのも事実。
“危険予測力”
“危険対応能力”
を高め、危険を回避できる目を作る必要があります!
危険要因の捉え方
では、写真をみて 注意したいところ、何があるかを 探してみてください。要するに、予測をするという事です
いくらあっても構いません!
いくつ見つけられましたでしょうか?
大まかなポイントをまず、あげていきましょう☆
① 情報・状況を早く捉える
・前方が赤信号 前車のブレーキランプ
・前車との車間距離
・右側(交差点手前)に停止線無し、停止位置。 対向車有り
②情報を広く捉える
・20km/hの標識、駐車禁止、←一方通行標識
・交差点付近に、駐車場と郵便局
・見える範囲に歩行者、自転車無し
・スーパー? 駐車場が左手前に有り
③情報の中で必要なものを、選択する。
・前方、赤信号 前者との車間距離
・対面通行(停止位置)
・見える範囲に歩行者、自転車無し
④危険度の高い情報を、深く捉える。
・中心でみる事と、周辺をみる事
・側方通行時等、事前に安全な空間保守
皆さんは、どの位 色々な予測が出来たでしょうか?
長くなりますので、次回に続きます…