エンジンブレーキについて
●この操作、知ってますか。
AT車のシフトレバーにある D(ドライブレンジ)の下にあるギア [2.L 又は、B.S]は、何のためにあるのか?
車によって様々ですが、Dの下に[2.L 又は、B.S]のギアレンジがありますが、使用したこと、使用しているのをみた事があるでしょうか?
AT車を運転する場合、P(パーキング)、R(リバース)、D(ドライブ)の3つのレバーを使えば、基本的に運転出来ます。
しかし、Dの下には 2.Lと書かれたギアレンジが存在しており、これらを使用するとAT車の運転をより、安全かつ、上手に出来るようになります。
これらは主に、下り坂を走行するときに使用すると エンジンブレーキが作動し、車の速度のコントロールがしやすくなります。
※エンジンブレーキとは?
アクセルペダルを戻すと、エンジンの回転数が遅くなり、車輪の回転を抑えてブレーキをかけた様になること。
AT車では、あまりききません。
勾配の急な下り坂、高速の出口などでも使用すると良いでしょう!
又、長い下り坂をDレンジで走行したまま、ブレーキを多用し過ぎると、フェード減少やベーパーロック現象が発生し、ブレーキペダルを踏んでも、ブレーキが効かなくなってしまいます。
これらを防止するために、AT車ではこれらのギアレンジを上手に使い分ける必要があります。
※注意!
一気に、低速のギア(L)に落として エンジンブレーキをかけると
・エンジンの回転数が上がり過ぎる。
・スリップ
・ブレーキランプがつかないので 後続車に追突される。
などの危険があるので、後続車と十分にゆとりをもって 後続車との距離を確認してから使用しましょう。
焦って、違うギアに入れてしまうこともあるので、余裕をもって操作しましょう!!