[大阪]ペーパードライバー出張講習レポート㊴
今回、大阪市中央区にお住まいの ペーパードライバー歴約10年の女性のお客様です。
教習車は、トヨタ アクシオで行いました。
申し込みされた理由は、夏の長期休暇の時期に 長野県の実家に帰省した際に 両親を、『病院へ送迎が、できるようになりたい』ということでした。
まずは、
・運転操作の手順・車の計器類等などの説明
・基本走行の方法として 交差点の右左折の方法
・標識の意味
など、ある程度理解していただき、実際に 運転していただきました。
まずは 交通量の少ない場所から、左折・右折、左に寄せての 停止等を行いました。
初日は、さすがに緊張していたこともあって、スピードも安定せず 左折も大回り、右折もハンドルを回しすぎてふらついたりと・・・
かなり不安定な運転でしたが、徐々に慣れてくると 一定の速度で走行できるようになり、右左折も、安定できてくるようになりました。
教習も何回か練習を重ね 終盤になると、余裕ができ 自信もついてきたので 本人の希望で、新御堂筋を利用して 北摂方面まで 行くことにしました。
新御堂筋を走行中に何度か、自分の進路の前に 合図を出さずに 車線変更してくる車が多いのには、本人も驚かれていました。
たしかに、大通りを走っていても 無謀な車線変更の車は多いですよね・・・!!
※因みに、進路変更・車線変更などの際に 合図を出さなかったり、合図を出し続けていると “合図不履行違反” という違反行為が適応されます。
「合流が苦手・・・」ということで、車線変更の練習を直線で 何度か行ったのち、側道への合流と、本線への合流の練習をしました。
(写真は帰り道の合流です・・・)
本線・側道への合流の仕方
・合図を早めにだす
・本線車道の流れを見ながら、十分に加速する。
・合流後は、流れに合わせた速度をつくる。
※加速が不十分なまま合流すると、追突されるおそれがあるので注意しましょう!
本線を走っていても、合流場所があるときは 合流してくる車の走行位置と、速度を瞬時に判断し 速度調節が出来るようにしましょう。
合流してくる車に注意!
・ 早めに発見して 速度を調節(アクセルを緩める等)しましょう。
・ 右側の車線があいていれば、あらかじめ車線変更しておく方法もあります。
(写真は、黄色の実線なので 車線変更禁止です。)
・ 急ブレーキは他の交通にとっても、自分にとっても危険です。
・ ブレーキをかけるときは数回にわけ、後続車に知らせるように制動灯を点滅させましょう(予告ブレーキ)
新御堂筋で高速走行中の下り坂では、追突事故が多いので 安全な車間距離と、速度調節(エンジンブレーキの活用)が出来るように注意しましょう。
新御堂筋を出て、171号線沿いの商業施設にて駐車練習を行いました。
本日、3回目の駐車の練習ですが、速度はゆっくりながらも、 ほぼ切り返しもなく 右バック・左バックどちらも出来る様になっておられ 本人もびっくり!!
カーブ走行に不安定さがあった為、場所を移動して、上りカーブ・下りカーブの練習をしました。
特に下りカーブでは、速度調節が難しいこともあり 若干のふらつきが目立ち、目線が近すぎて ふらつく原因になっていることを指導し 何度も 練習、カーブに合わせた速度・ハンドル調整を 理解していただきました。
・・・少し安定してきましたね!
時間も時間になったので、練習がてら 自宅に向かってナビを耳で聞いてもらう “ナビ走行” で帰ってもらいました。
かなり右左折場所を、間違いましたね (笑)
お疲れ様でした!!
コロナの自粛期間中、かわいいものがあったので、思わず写真を撮りました(信号待ち中です)
天王寺:アベノハルカス
—–