[大阪]ペーパードライバー出張講習レポート⑱
今回の出張教習は、大阪市30代、ペーパードライバー歴約15年の女性です。
ペーパードライバー講習受講のきっかけは
『就職で大阪に出て来て結婚、地元奈良に住んでいれば運転していたと思いますが、大阪は便利で全てが自転車で事足り、運転しようとは思わなかったです。今回の(当校への)依頼は、二人目の子供が生まれ、自転車では不便、運転が必要。だけど大阪での運転に自信がなく、運転しないまま一年以上経過、子供も大きくなってきて「やはり自転車では不便、運転しよう」と決意した頃、タイミングよく近所のママ友が「私もペーパードライバーで運転しようと思い、ファーストドライビングスクールで教習を受け、最近終わったばっかりなの」「指導員の方が親切でわかりやすく、良かったよ」という話を聞き、(当校に)依頼をしました。』
ペーパードライバー体験教習で色々と話を聞き、運転は嫌いではなく、どちらかと言うと好きな方で、教習所に通っていた時も楽しかったそうです。
自宅近くの病院、スーパー、西区の勤務先、奈良の実家に行けたらいいなぁと言う要望をお聞きし、教習を始めました。
自宅周辺の狭い道路から大通りへと移動して行きました。
運転が好きと言うだけあって、走行位置や右左折方法などは無難にこなしていましたが、大通りに出ると恐怖心がでるようで、流れに乗りきれなかったり、左折時の速度が速くなったりと、ちぐはぐな運転になってきたので、コンビニの駐車場で休憩を取り、再度教習を開始したところ、落ち着いて運転できるようになりました。
次は、近くのスーパーと大阪市西区の勤務先までのマイカー教習です。
マイカーは、日産のミニバン。教習車とはチェンジレバーやパーキングブレーキが違うこと、ペダルの感覚やハンドルの切れ具合も違うことを説明し、教習を開始。
最初は、車が大きくて、左側の感覚がわかりにくいという事でしたので、狭い道路の教習を行い車幅の感覚をつかんでもらうようにしました。
対向車が来たときに、左にハンドルを切り電柱等に当たりそうになる場面が何度もあったので、速度を落とし左のドアミラーに注意しながら走行するように指導を行い、繰り返し教習することで感覚もつかんできて、教習終わりの時間は上手く運転できていました。
駐車方法は、非常に上手で、バックモニターを見て問題なく出来ていました。ただ細かいところはドアミラーで確認することや、自分の目で直接見るように指導をしました。
前回教習を受けてすぐにお子さんを乗せて近くの病院に行き、その後も旦那様に乗ってもらい自宅周辺を、怒られながら運転したそうです。
何に対しても積極的な方で、運転がもっと上手くなりたいと、教習以外でもどんどん運転して早く慣れようと努力しておられたそうです。
最終時限は、奈良の実家まで高速道路を使用しての教習です。
高速道路の運転は、問題なく走行していましたが、実家近くの道路が狭く、見通しの悪い交差点も多くカーブミラーが至る所に設置してあり、非常に走行し難そうでした。危険を予測することと、カーブミラーは左右が逆に映ること、死角で映らない場所もあり万全ではないので、自分の目でしっかりと確認して走行する必要あること等を説明しました。
そんな箇所での運転も徐々に慣れてこられました。
教習後「実家まで運転して来たのが信じられませんでした。」「運転に自信が持てました。ありがとうございました。」と言っていただきました。大変良かったと思っています。
無事故でありますように、お疲れ様でした。