今回はショッピングモールやコインパーキングの入口や出口に設置されている
発券機や精算機への車を寄せる時の注意点等をお伝えしたいと思います。

駐車券を取らなければならない事や駐車料金を支払いしなければならない場合に
車を機械に寄せる行為、非常に難しいと思います。
設置場所が曲がり角の直後にあったりする寄せにくい場所も少なくありません。
そこで今回は、曲がり角直後にある発券機や精算機へ車両を寄せる方法の
一例をお伝えいたします。

曲がり角の直後にある発券機や精算機に車を寄せる際に
特に注意しなければならないのは内輪差です。
内輪差については先日のブログでもお伝えいたしましたが、
内輪差とは曲がり角等でハンドルを右や左に切った際、前輪よりも後輪のほうが内側を
通る現象をいい、ハンドルの切った量が多くなればなるほど差は多くなります。
このことを十分に注意して発券機や精算機に寄せないと大変なことに…
そのあたりを今日は深掘り致します。

発券機や精算機へ寄せる際に頭にまずよぎるのは、機械に手が届かないことですよね。

でもハンドルを切り過ぎたり、寄せ方を失敗すると接触の原因にも…

じゃあどうすればよいのか…

それは、発券機や精算機に対してできるだけ手前から平行にするかが重要です。

早めに平行にし、そこから機械を目標にゆっくり寄せましょう。
その為にも、大きくまわる事を意識しましょう。

そうする事によって、内輪差で車が機械に寄りすぎることも防ぐ事ができます。

一方、機械に寄っていく事ばかりを優先しすぎると、どうしても小回りになります。

早めに寄せすぎると、確かに車の前方は寄りますが、内輪差によって後方が
機械に接触する可能性が高くなります。

小さくまわり過ぎて後ろがギリギリ

このような事にならないようにするためにも、曲がり角直後の発券機や精算機に
寄せていく場合は、大きくまわり平行になってから寄せることが大切です。

もちろん、回っていく際の外側が大丈夫かどうか（ぶつからないかどうか）の
確認もしっかり行ってください。

内輪差を意識して走行することは、発券機や精算機に寄せる以外にも、
道幅の狭い曲がり角での右左折でも有効ですので是非お試しください。